~社長のつぶやき～【ウッドショック編】
2021年06月01日
~社長のつぶやき～【ウッドショック編】
本日は、最近不動産業界で度々話題となっている『ウッドショック』についてお話したいと思います。
世界的な木材不足とそれによる木材価格の急激な高騰が起きている現況を『ウッドショック』と呼んでいます。
その結果、住宅建築の工期の遅れや建築費の値上げなどの影響も出てきています。
主な原因は以下の２点
★アメリカでの新築需要の高まり
「コロナ禍」で、アメリカでも日本同様に、リモートワークの広がりや、在宅時間の増加などから人々の都心離れ、一戸建て需要が急増しています。そこに歴史的な低金利も加わりアメリカ国内の住宅市場が活況となり、木材がアメリカ国内で消費されるようになり、世界各地へ向かうはずの住宅用木材をアメリカが吸い上げる構造が生まれたというのが現下の状況です。
★中国の木材買占め・高価買取
もう一方でコロナの封じ込めに成功し経済活動が活発となっている中国においても住宅市場が活況であり、世界の木材を高値で買い占めていると言われています。
そもそも、日本は森林大国ですので、「なんで木材が不足するの？」と思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、日本の木材自給率は約3割にとどまっており、7割が安価な輸入木材に頼ってしまっていたことで、ウッドショックの直撃を受けています。
アメリカや中国での住宅市場の活況はしばらく続くと考えられているため、日本国内において木材が不足する…という状態はすぐに解消することができない…と予想されています。
住宅の購入や建築をご検討の方は、引き渡しや引っ越しの時期が当初予定と変わってくる可能性もありますので、当社にお気軽にご相談ください。
📞0466-54-7738
✉info@hk-shonan.com
