建築条件付き土地って何?【デメリット編】

2021年06月08日

社長のつぶやき

前回は『建築条件付き土地』のメリットについてお話しました。

本日は続編として【その2『建築条件付き土地』のデメリット】についてご説明したいと思います。

 

デメリットその1

<注文住宅の新築一戸建てのように、自由に家を建てられるわけではない>

前回ご説明した通り建築条件付き土地では、指定の建設会社によって設計、施工が行われます。

そのため、「〇〇設計士さんに依頼したい」「地下室を作りたい」などといった特殊な希望には応じてもらえないケースもあります。

内外装についても、基本の部材の中から選ぶような形がほとんどで、すべてを自由に決められるのではなく、

「標準仕様の中から好きなものを選べる」という程度だと考えておいた方がよいでしょう。

指定の建設会社が対応できる範囲内での設計だということを覚えておくことが大切です。

ただし、「部屋数を多く作りたい」「和室が欲しい」「納戸を作りたい」など、一般的な間取りの要望に関してはある程度希望に合った設計が建築会社によっては可能です。

 

 

デメリットその2 <「一定の期間内に」設計を決定しなければならない>

 

『建築条件付き土地』の条件となる「一定の期間内に」とは、多くの場合土地の契約から3カ月以内です。

つまり3か月以内に建物の設計を決定する必要があるため、十分に吟味をして間取りを検討したいという方にとっては、時間が足りない可能性があります。

以上、2回にわたって『建築条件付き土地』のメリット・デメリットについてご説明いたしました。ご理解いただけましたでしょうか。

新築一戸建ての購入を検討している方は、選択肢の中に『建築条件付き土地』を入れていただき、ぜひ一度ご検討ください。

 

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